診療予約Q&A

外来診療体制について

待ち時間緩和のため、2022年4月より予約数を大幅に増やしました。

それに伴い、原則としてご予約をお取りしてからご来院頂けるよう お願い致します。なお、症状のある方、紹介状をお持ちの方、 当院へ受診されたことのない方はお電話にてご相談ください。

質問
「症状がある方」とは?
回答
・乳腺にしこりがふれる
・乳頭から血が出る
・動悸がする、むくみ、倦怠感(甲状腺)
・不正出血、月経痛、月経過多など(婦人科)
 ※乳房にしこりが触れず痛みのみの場合は月経との関連が大きい可能性があるため通常の予約枠をお取りください。
質問
どのような診療の予約ができるの?
回答
診療科や指定医ごとに診察予約ができます。
複数の診療科の同時予約も可能ですが、その場合は受診されたい全ての診療科を予約して下さい。
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電話する

WEB予約

形成外科・美容外科

Plastic surgery・Cosmetic surgery

診療のながれ

1

診察予約

スムーズに受診いただけるよう、原則予約制とさせていただいています。WEBまたはお電話にてご予約をお願いいたします。

2

来院

かねこクリニック受付(1階)にお越しください。
形成外科・美容外科外来をご予約の旨お伝えください。
※未成年の方は保護者同伴にてご来院ください。

3

医師診察

医師による問診・診察を行い、施術・手術内容や実施日程について詳しいお話をさせていただきます。
※受診日と同日に施術・手術をご希望の場合、予約状況により次回の実施とさせていただくことがございます。
※施術・手術については、原則日帰り(入院なし)となります。

診療時間・予約

診療時間 : 毎月第二土曜日 9:00~13:00

原則予約制とさせていただいています。WEBまたはお電話にてご予約をお願いいたします。

お問い合わせ・予約受付

tel. 099-214-2800

診療案内

形成外科(保険診療)

当院では、原発性局所多汗症に対し、ボトックス注射(保険適応)、外用薬(エクロックゲル)処方(保険適応)を行っております。 多汗症とは~

私たち人間は、全身の皮膚表面にあるエクリン汗腺から汗を分泌し、それが蒸発する際に 気化熱を奪って体温を下げています。しかし、人によっては、この体温調節に必要な量以上の汗をかいてしまい、日常生活に支障が出ていることを多汗症といいます。  

多汗症の種類~

多汗症には、全身に多量の汗をかく「全身性多汗症」と、手のひらや足の裏やわきの下などに多量の汗をかく「局所性多汗症」があります。
また、他の病気に伴って起こる「続発性」と、原因のわからない「原発性」があります。  

《原発性局所多汗症の診断基準》

局所的に過剰な発汗が、明らかな原因のないまま6カ月以上続き、
以下の6項目のうち2項目以上あてはまる場合をいいます。  

1,最初に症状が出たのが25歳以下
2,左右対称性に発汗を認める
3,睡眠中は発汗が止まっている
4,週1回以上の多汗のエピソード
5,家族歴がみられる
6,それらにより日常生活に支障をきたしている  

《ボトックス注射について》

原発性腋窩多汗症の診断をうけた場合、保険適応となります。
発汗に関わるアセチルコリンを抑制して、汗の量を減らす治療法です。
完治を目指す治療法ではありません。  

〈治療の効果〉

効果は通常、治療後2~3日であらわれ、4〜6カ月にわたって持続します。
効果がなくなれば元の状態に戻るので、また同じように治療を行います。
夏のわき汗にお悩みの方は、夏前に施術していただくと、ひと夏を快適に過ごせることが期待できます。  

〈通院回数と費用〉
保険適応
グラクソスミスクライン社の製剤 約20,000円~/100単位
(3割負担)
2回の通院が必要
1回目:診察と同意書記入
2回目:施術
保険適応外
アラガン社の製剤 55,000円~(税込)
(自由診療)
同日の施術が可能
HUTOX 33,000円~(税込)
(自由診療)
同日の施術が可能

《エクロックゲルについて》 ・日本初の原発性腋窩多汗症外用剤(わき汗への塗り薬)で保険適応となります。
・1日1回、適量をわきに塗ります。
・20g(約2週間程度)と40g(約4週間程度)の容量があります。
・効果は個人差がありますが、治療を続ければ効果を感じる可能性がありますので、まずは6週間を目安に塗り続けましょう
・同日に処方可能です。 
・費用(3割自己負担の場合)  

当院での負担額 調剤薬局様での負担額
エクロックゲル(20g) 初診料+処方箋料で1,500円程度 調剤料+お薬代等で2,000円程度
エクロックゲル(40g) 初診料+処方箋料で1,500円程度 調剤料+お薬代等で3,400円程度
〇 皮膚・皮下腫瘍の摘出

粉瘤・脂肪腫・ホクロ・イボなど、皮膚や皮下にできた腫瘍をメスを用いて切除し、取り除きます。
基本的な手術の流れとしては、①切る(切開)②腫瘍を周囲の組織から剥がす(剥離操作)③出血を止める(止血)④傷口の中と外で縫う(真皮縫合、皮膚縫合)となります。
※腫瘍の大きさや部位によっては他院をご紹介させていただくことがあります。

〇 眼瞼下垂症

目を開けた時に、上まぶたが正常の位置より下がった状態のことをいいます。
眼瞼下垂症は、まぶたを開ける筋肉(眼瞼挙筋)が、何らかの原因で効きづらくなることにより生じます。軽度の眼瞼下垂であれば、日常生活に支障がないこともありますが、中等度以上になり、黒目の部分に上まぶたが被さるようになると上方が見えにくくなります。

手技 挙筋前転、筋膜移植、その他(余剰皮膚切除)
〇 睫毛内反症(逆まつげ)

睫毛が目の内方に向かって生えており、角膜にささって刺激し、涙が出たりチクチクした状態のことをいいます。

手技 法合法、皮膚切開法、眼瞼下制筋前転法

美容外科(自由診療)※全額自己負担となります

受診料
初診料 3,000円
再診料 1,000円

※1年間以上自由治療のご来院がなかった場合、再度初受診が発生します。

〇 ホクロ(母斑細胞母斑・色素細胞母斑)除去

成長過程において色素細胞になりきれなかった母斑細胞が増殖することで生じる良性皮膚腫瘍の一種です。平坦なものや盛り上がったもの、黒色から肌色に近いものまで様々な種類があります。
見た目だけでは、ホクロと皮膚がんの区別はつきにくいことが多く、受診して診断を受けることが大切です。
※ 当クリニックでは炭酸ガスレーザーを用いて取り除きます。

治療期間 施術後約2週間:軟膏処置が必要
主な副作用(リスク) 瘢痕・再発
〇 首イボ(アクロコルドン)除去

軟性線維腫と呼ばれる良性腫瘍の一種で、1~2mm程度の褐色の小さなイボのことをいいます。
皮膚の老化(紫外線、摩擦などの刺激)が原因と考えられており、首の周りや脇、前胸部などの擦れやすい部位に多発的に出現します。
※ 当クリニックでは炭酸ガスレーザーを用いて取り除きます。

手技 : 挙筋前転、筋膜移植、その他(余剰皮膚切除)

治療期間 施術後約1週間:創傷被覆剤等を貼付
主な副作用(リスク) 炎症後色素沈着・肥厚性瘢痕・残存・再発
〇 脂漏性角化症(老人性疣贅)除去

皮膚に茶色~黒褐色の少し盛り上がったカサカサとしたできもののことをいいます。
皮膚の老化(紫外線、摩擦などの刺激)が原因と考えられており、顔や首などに出現します。
見た目だけでは、脂漏性角化症と皮膚がんの区別はつきにくいことが多く、受診して診断を受けることが大切です。

手技 : 法合法、皮膚切開法、眼瞼下制筋前転法

治療期間 施術後約1~2週間:創傷被覆剤等を貼付
主な副作用(リスク) 色素沈着・瘢痕・再発
〇 二重まぶた <埋没法>

メスを使わずに細い糸でまぶたの皮下を留めて、二重の線をつくります。

治療期間 手術後約2~3日:アイシング(保冷剤をタオルなどでくるみ軽く押さえる)
※ アイメイク・運動・コンタクトの着用等はお控えください
主な副作用(リスク) 腫れ・内出血・むくみ・目のゴロゴロ
※ 頻繫にまぶたを強くこすると糸が外れてしまうことがあります
〇 二重まぶた <切開法>

二重のラインに沿ってメスで皮膚を切開し、ライン上の皮膚とその下の組織を癒着して、二重の線をつくります。
※ まぶたの皮下脂肪が厚い方、まぶたの皮膚が厚い方、埋没法で糸がはずれてしまったことがある方は、切開法をご提案いたします。

治療期間 手術後約2~3日:アイシング(保冷剤をタオルなどでくるみ軽く押さえる)
手術後約1週間:手術で縫合した部分の抜糸を行います
※ アイメイク・運動・コンタクトの着用等はお控えください
主な副作用(リスク) 腫れ・内出血・むくみ
〇 眼瞼下垂 <タッキング法>

まぶたを引き上げる腱膜がたるむことにより生じる眼瞼下垂症に対して行う手術です。
加齢やハードコンタクトレンズの長年の装用が原因と考えられています。
一般的には、まぶたの表側を切開し、腱膜と瞼板を縫合・固定する方法があります。その他、メスを使わずにまぶたの裏側から瞼板に小さな孔をあけ、細い糸で腱膜を前転し再建する方法もあります。

治療期間 手術後約2~3日:アイシング(保冷剤をタオルなどでくるみ軽く押さえる)
手術後約1週間:手術で縫合した部分の抜糸を行います
※ アイメイク・運動・コンタクトの着用等はお控えください
主な副作用(リスク) 腫れ・内出血・むくみ
〇 たるみとり <眉毛下切開>

眉毛の下の皮膚を眉のラインに沿って切除し、上まぶたのたるみを取り除く手術です。
二重のラインは元のままのため、手術後、目の印象は変わらずにすっきりさせることができます。

治療期間 手術後約2~3日:アイシング(保冷剤をタオルなどでくるみ軽く押さえる)
手術後約1週間:手術で縫合した部分の抜糸を行います
※ アイメイク・運動・コンタクトの着用等はお控えください
主な副作用(リスク) 腫れ・内出血・ひきつれ・創部感染症・ケロイド
〇 たるみとり <経結膜脱脂>

下まぶたの裏(赤い粘膜部分)をメスで切開し、眼窩脂肪を取り出す手術です。目の下のたるみやクマを改善したい方に向いています。切開した部分に縫合の必要はなく、自然に治癒します(抜糸不要)。

治療期間 手術後約2~3日:アイシング(保冷剤をタオルなどでくるみ軽く押さえる)
※ アイメイク・運動・コンタクトの着用等はお控えください
主な副作用(リスク) 腫れ・内出血
〇 ボトックス <ビスタまたはHUTOX>

ボツリヌス菌より取り出したタンパク質を分解・精製した「ボツリヌストキシン」を有効成分とした製剤のことをいい、神経の情報を伝える神経伝達物質である「アセチルコリン」の伝わり方を弱める働きがあります。
局所的に注射することで筋肉の緊張を緩め、シワの解消・エラの張りを抑える小顔効果・ワキガや多汗症などの治療等において効果が期待できます。
当クリニックでは国内承認薬のビスタと、韓国食品医薬品安全庁承認薬のHUTOXを選択いただけます。

■ 前額部
おでこに注射することにより、おでこのシワをとります。

■ 目尻
下まぶたに注射することにより、目を大きく見せます。

■ 目頭
目頭に注射することにより、目頭のシワを薄くしたり、目を大きく見せます。

■ 鼻根部
おでこに注射することにより、鼻根部のシワをとります。

■ オトガイ(下あご)
顎先に注射することにより、あごのシワ(梅干しシワ)をとります。

■ エラ(小顔治療)
咬筋に注射することにより、エラのハリを軽減してフェイスラインをすっきり見せます。

■ ワキ(ワキガ・汗止め)
ワキ部分の皮下または皮内に注射することにより、ワキの下の汗やにおいを軽減します。

治療期間 投与後2〜3日から効果が現れ、3~6カ月持続します
主な副作用(リスク) 内出血・違和感の残存・ 左右差・シワの出現
ビスタについて 国内(厚生労働省)承認の医薬品です
HUTOXについて KFDA (韓国食品医薬品安全庁)承認の医薬品です ※国内未承認

医師紹介

関山 琢也
專門分野 形成外科・美容外科
資格・専門医 日本形成外科学会 形成外科専門医
がん専門修練医 (形成外科) 修了
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修 修了
日本形成外科学会 再建・マイクロサージャリー分野指導医
日本創傷外科学会 創傷外科専門医
所属学会 日本形成外科学会
日本創傷外科学会
日本マイクロサージャリー学会
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会
日本美容外科学会
世界創傷治癒学会
出身大学 鹿児島大学医学部卒
宮下 采子
專門分野 形成外科・美容外科
資格・専門医 アラガン ボトックスビスタ 施注資格
アラガン ジュビダームビスタ 施注資格
乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施医
日本大学医学部附属板橋病院 形成外科学教室 専修医
所属学会 日本形成外科学会
日本創傷外科学会
日本熱傷学会
日本形成外科手術手技学会
日本レーザー医学会
出身大学 日本大学医学部医学科卒

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