乳がん検診のご案内
問診
受付にて問診表に記入します。しこりや痛みの他に妊娠出産歴や既往歴などを記入していただきます。
マンモグラフィ
病衣に着替えて撮影室に移動します。
撮影室で病衣から検査衣に着替えていただきます。
技師が問診を行い、しこりなどがある場合は直接触れて、位置・大きさ・硬さなどを確認することがあります。
女性技師が撮影いたします。
撮影
当院では一般的に上下方向から押さえる撮影と、やや斜め方向から押さえる撮影の2方向撮影を行います。撮影時は乳房を引っ張り出して圧迫をかけていきます。痛みの感じ方は個人差がありますので、痛みが最小限になるように様子を見ながら圧迫します。
この時できるだけリラックスして力を抜くことも圧迫による痛みを軽減するコツです。
マンモグラフィ時に乳房を圧迫する目的は大きく分けて2つあります。
1.線量を少なくする
マンモグラフィは乳房の厚みに応じて線量を調整するようになっている為、被爆量をできるだけ少なくする為に圧迫して乳房の圧迫を均等にする必要があります。
だいたい1cm押さえられれば使用する線量が半分ですむといわれています。
2.組織を広げ病変をはっきりとさせる
乳房を圧迫せずにそのまま撮影すると脂肪・血管・乳腺などの乳房内にある組織が重なり合い、腫瘤や石灰化などの病変がぼやけたりして診断が困難になることがあります。
圧迫して組織を全体的に広げ、厚みを均等にすることで病変がはっきりします。
被爆量
マンモグラフィのX線は肺を撮影するようなX線とは異なり、乳房とその周辺の一部にしか届きません。マンモグラフィ1回の被爆量は、私達が普段の生活で宇宙や大地から浴びている自然放射線の世界平均の爆量の1/7です。
検査時期
しこりが触れるなどの、症状がある場合にはすぐに来院されたほうが良いです。
生理前は乳房にはりがでて触診で硬く触れる場合があるため、検査目的に来院される場合は、乳房が柔らかく張りや痛みがない生理後4~7日目頃をお勧めします。
注意
・撮影の際、大胸筋という筋肉も一緒に挟むため、脇の下に触れます。
・金属の入った制汗スプレーなどは写真に写りこむ場合がありますので診察日は使用を控えてください。
・妊娠中や、炎症により痛みが激し圧迫できない方はマンモグラフィ撮影を行わない場合があります。
撮影時間
撮影自体は5分程度ですが、検査衣に着替えて撮影過程全てが終了するまで15分。追加撮影を行った場合は30分程度の時間がかかります。
視触診(乳腺)
視診では、乳房の大きさ・形・皮膚の色・へこみやただれが無いか、乳頭に皮膚のただれや陥没がないかをみます。
触診では乳房内にしこりや硬い部分がないか、乳頭分泌物がないか、また、腋窩(わきの下)にしこりがないかをみます。
※これはマンモグラフィや超音波ではわかりにくい病気の発見には視触診がとても重要となります。
超音波検査(乳腺)
まず乳房にジェルをつけ、プローベを乳房にあてて、乳房だけでなく腋窩(わきの下)などのリンパ筋まで検査を行います。
終了後は看護師が温かいタオルでジェルを拭き取ります。
超音波検査は検査時の痛みがなく人体への害が非常に少ない検査で、マンモグラフィではカバーしにくい、腫瘍の内部構造などがわかります。場合によっては超音波で位置を確認しながら穿刺吸引し針生検などを行います。
■診療放射線技師/亀元 久美
・検診マンモグラフィ撮影認定放射線技師
